競馬の三連単必勝法に向けての思考実験

まいど!馬券生活者ゆうぞうです!

今回は三連単の必勝法に向けての実験をいくつかやって行こうと思う。とりあえず三連単の的中率とか回収率とか買い目の点数なんかの相場ってのがわからんとな!

という事で、とりあえず先日土曜日の中山競馬で三連単の1番人気〜10番人気までの10点買いを1R〜12Rまで続けたらどんな感じになるんか見てみた。

レース 来た人気 配当 収支
1 64 21740 -1000
2 11 5170 -2000
3 30 10090 -3000
4 1182 536610 -4000
5 23 9780 -5000
6 42 17440 -6000
7 222 76760 -7000
8 3 2100 -5900
9 204 76860 -6900
10 127 44210 -7900
11 3 5760 -3140
12 1 2680 -1460

当たったのは3回で、それぞれの配当もそう大したもんでは無いねんけど、全部で12000円使うて10540円戻って来てるから、たぶん多くのライトな競馬ファンは「トントンで終わった感」を感じて帰宅するんちゃうやろか?

4Rの1182番人気の組み合わせなんか意味がわからんもんな、1182番目に人気がある組み合わせやでーって言われても、まったくピンと来ない。

※使っちゃいけない金まで負けてしまった…そんな奴はここを見ろ!

1番人気から20番人気までならどうか?

では三連単の1番人気から20番人気までの合計20点買いをした場合はどうかを見てみると、投資金額が2万4000円で、戻りが1万5710円に増えるが…回収率は65%と大きくダウンする事になる。ふーむ。

1番人気から30番人気までならどうか?

さらに買い目を10点広げて1番人気から30番人気までの組み合わせを買い続けたとしたら、投資金額が3万6000円で、戻りが3万5580円とほぼトントンになった。

やはりある程度の高配当を当てていれば、回収率がグンと上がるのが体感できるな。的中した時には万馬券(100倍)前後の配当は欲しいところや。

三連単の平均配当について調べてみる

三連単は18頭立てなら4896通りの組み合わせがあるわけやが、ここから3割控除されて理論的な倍率は約3400倍(34万馬券)になるが、いやいやいや、そんなに毎度毎度大きな配当は出てへんで?っていうのは皆も知っての通りやわな。

三連単の全ての組み合わせが均等に売れればもちろん極めて理論値に近い配当が出るが、実際には人気サイドの馬券の方が多く出現するのは初心者でもわかるやろう。

三連単平均配当と中央値 払い戻し平均 平均倍率レンジによると、実際に確定したレースの三連単平均配当は21万円やったそうや。

以下のグラフを見てほしい。

三連単平均配当と中央値 払い戻し平均 平均倍率レンジより引用)

大体三連単って5000円から数万円の配当で決着することが大半らしいねん。

…ということは、だいたい20点から30点ぐらいの買い目で、万券を獲りに行くぐらいの感覚がちょうどええんかも知れへんなぁ…という感じが薄っすら見えてきた。

三連単で30点って、三連複で換算すると6分の1やから大体三連複5点買いと同等ってことか。うん、まあ確かにその程度なら少なくとも買いすぎ感は無いわな。

それに120点買いとかやってしまうと、どんなに1点あたりの賭け金を減らしても最低1万2000円の金が必要になるやろ?世のお小遣い制サラリーマンには1レースに毎度毎度1万2000円は少々見栄っ張りが過ぎるというもんや。

まあわしぐらいにもなると今朝もケツを拭くのに諭吉を2枚ほど使ったが、さすがに勿体なくて便器に流すことはできず、ケツを拭いた後財布にしまっておいた。この諭吉が世に流通すると次に手にするのはあなたかも知れない!

…と冗談はおいといて次の考察に移ろう。

ボックス・流し・フォーメーションどれにしよ?

三連単のボックスは三連複のボックスと違い、1番人気や2番人気が3着以内に来ても、それが3着やったりしたらそこそこ配当がついたりする。

やが、以下の比較した表を見てくれ。

レース 三連複 三連単 比率
1 2890 21740 7.5
2 2210 5170 2.3
3 3470 10090 2.9
4 64110 536610 8.4
5 2160 9780 4.5
6 5030 17440 3.5
7 15400 76760 5.0
8 600 2100 3.5
9 8440 76860 9.1
10 10540 44210 4.2
11 1490 5760 3.9
12 760 2680 3.5

今回調査した中山競馬のレース結果によると、三連複の6倍以上三連単が高配当になっているレースは、たったの3レースしかなかったんや。

思った以上に三連単が三連複の6倍以上の配当になることは少ない。

となれば、とりあえず三連単ボックスはやめておいた方が良さそうな気がするわな。

同じ理由で流しのマルチってのもメリットが薄そうや。

そもそも順番通り当てる馬券を買っておきながら、順番を問わない買い方で買うというのが矛盾しとるやないかい!という気もするしな。

となると性質が近い流しとフォーメーションをケースバイケースで使い分けるという事になりそうやな。

よっしゃ、これで狙うべき配当域・買い目点数・買い方の種類まではだいたい見当がついた。もちろん実際に馬券を買って実験してみれば、どんどん改善するべき点が出てくるとは思うが、とりあえずの方針はこんな感じで行ってみようと思う。

追伸

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