まいど!馬券生活者ゆうぞうです!
競馬は単複で稼ぎながら三連単の研究も進めてるんやけど、三連単おすすめの買い方と言えるような、あるヒラメキがあったから実験してみた。その結果をここに書いておくから、良かったら参考にしてみてな!
今までわしの考え方って「三連単とは1着2着3着を順番通りに当てる馬券」っていう認識やったんやけど、もちろん間違いでは無いが、ちょっと視点を変えてみた。
わしの新しい発想では「馬連+3着」という考え方。
三連単=馬連+3着
どういう事かと言うと、3つの順番を当てるという考え方でいると、あの馬もこの馬もとあれこれ余計な事を考えてしまいやすい。
やが馬連を考えて、そこに3着候補を付け足すだけ。と考えると、実に思考がスムーズになるのを感じたわけやな。
ちょっとこの説明では分かったような分からんような…という感じやと思うから、実際のレースで実験した内容をリポートしていくで!
実験は地方競馬でやったけど、この考え方は中央競馬でも通用する。中央競馬しかやらへん人は地方競馬と思わず中央競馬の少頭数レースと思って脳内変換して読んでくれ。
実験
まず取り敢えず無作為に選んだのは笠松競馬の7レース
1桁オッズが3頭ではあるが、実際各馬の過去のタイムを見比べてみると、8番ワイエスグランプリ以外はどれが来ても不思議ないような印象を受けた。
なのでとりあえず近走のタイムの速い馬を中心に馬連的買い目を決める。
1・2・3の3頭ボックスにした。ほんで、ここからが今回の話の肝やねんけど、この3頭ボックス馬連に3着を付け足すわけや。
以前三連単の3着を当てる方法の考察で話したように、3着ピッタリに来れる確率が現実的なラインなのはせいぜい12番人気ぐらいまでやから、今回は9頭立てなので3着は総流しで様子を見る事にした。
…が、8番だけは来ない気がしたので8番がらみは買い目から除外。
1頭目:1・2・3
2頭目:1・2・3
3頭目:8番以外全通り
これで組み合わせ数は36点買いになる。
笠松競馬だと堅くおさまった時に大赤字になる可能性もあるが、あくまで実験なのであまり深くは考えずに結果を待ちたい。
レーススタート
いきなり2番が出負けをやらかすが、1番と3番は先行して良い位置につける。
← 1 3 7 2 4 9 6 8 5
やがこれがアダとなったか3番にずっとマークされたプレッシャーで3コーナー付近で早々に1番が脱落していく手応え!
先行し損ねた2番は当然のように後方でもがいているし、絶対来ないと切り捨てた8番の手応えが良いのだからもう目も当てられへん!
けっきょく…
1頭目:1・2・3
2頭目:1・2・3
3頭目:8番以外全通り
まあカスリもしないとはこの事やねんけど、元々どれが来ても不思議は無いと思ってたし、馬券は三連単でも、1着2着の馬連部分が大ハズレなので、意外と容易に諦めがついた。
予想は大ハズレやったが、この買い方はちょっとおもしろい。何しろ馬連部分に注目してれば良いのでレースを見る時に集中できるし、3着は大体何が来てもOKやからな。
普通は3着候補が頑張りすぎて2着とかに来ると「馬券の買い目に馬番はあるのにぃ…」みたいな悔しがり方する人おるやん?
でも最初に馬連を基礎として作っておくと、そんな第三の候補が頑張った時点でもう己の予想は大ハズレなのである。だから諦めがつきやすい、気持ちを引きずらないから気持ちよく次の勝負にクリーンなメンタルで向かえる。
実験2
続いての実験は大井競馬の9レース
このレースも人気に逆らわず3・6・8の馬連ボックスが基準。さっきの笠松で切った馬が4着と意外に好走しとったから、今回は3着は完全な総流しで漏れなく買うわ。
1頭目:3・6・8
2頭目:3・6・8
3頭目:全通り
これで買い目は54通りとなった。
この買い方の便利なところは、まず3頭選んだら組み合わせ数は6通りになって、そこから3着に付け足すのが1頭に付き組み合わせ数が6組ずつ増えるだけなので、組み合わせ数や賭け金の計算がやりやすい。
逆にデメリットとしてはズバリ3・6・8のボックス6点の組み合わせも買う事になり、ぶっちゃけこの組み合わせはいらへんねんなー。
競馬 三連単 ボックス 流し フォーメーション 効率的 おすすめの買い方にも書いているように、三連単の多点買いはどうしても統計的に回収率が悪い三連単の人気サイド馬券も買い目に混じってしまいやすい。これが収支を悪化させるねん。
やから3頭目のところは総流しじゃなくて、先にチョイスした3頭以外全部って事にすれば、それだけ無駄な買い目を削減できるかも知れへんな。まあ今回は実験やからええか。
レーススタート
各馬一斉に飛び出す…が、わしの買うてる6番がモッサリと出遅れをかましてくれて、先程の笠松の不運が頭をよぎる…。
← 8 3 4 2 10 11 6 1 9 5 7
やがご覧の通り他の2頭は先頭と2番手で楽な感じでレースを運べているようや。
このまま3番手の4番あたりが3着に来てくれれば、75倍ほどか。うーん、もうちょっと欲しいところやけど赤字にならんかったらまあ良しとするか。
レースは4コーナーにさしかかり…
← 8 6 3 4 11 10 2 1 9 5 7
2番人気の6番がアッサリと2番手に浮上する!
くそっ!モッサリしたりアッサリしたり!もう!マズイで!このまま863で決まったら1番人気7.9倍で大赤字やんかいさ!
やがそこからピンクの帽子が3番に迫り…
1頭目:3・6・8
2頭目:3・6・8
3頭目:全通り
よすよす…10番はあんまり人気無かったはずやで!
ピンポンパンポーン♪
場内放送「払戻金をお知らせ致します。三連単8-3-10・6570円…」
うーん、レース単位では黒字やが、やはり基礎が123番人気の馬連なだけに安いのう。
馬連なら3点買いで360円やから回収率は120%やな、三連単で54点買いが6570円って事は回収率121.7%やから、馬連より三連単を買って正解やったというわけか。
もし、なんかの間違いで8-10-3とかになってれば(その組み合わせは今回買ってないが)180倍ついてたわけやし、ふんふん、あとは無駄な3着候補を削ったりとか、基礎となる馬連予想に磨きをかければ、馬券術として光るものがあるんちゃうやろか。
いきなり三連単の組み立てに入らず、まず馬連を考える事によって、その馬連の時点で迷ったり自信が持てない場合は三連単なんてとても当たらへんやろから、レースを見送りやすい。
ほんで3着部分も馬連部分が当たるとしたらこんな展開…と点と点を線でつなぐように延長線で考えれば絞り込みもグッと楽になりそうやな!
三連単フォーメーションおすすめの組み方あたりも参考にしつつ、また進展があったらこのブログでリポートするから楽しみにしとってな!
追伸
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