馬連の使いどころって難しいな

こんにちは、馬券生活者ゆうぞうです。

馬連の使いどころについて話そうと思ったんやけど、自分自身の過去の事例を思い返してみると、やはり2強対決とかの五分五分の2頭をワンセットにする場合が多かった気がする。

時々初心者の人なんかで「単勝は1着にならんとあかんから怖くて買えない、馬連なら2着までOKやから馬連を買う」なんて人がおるが、そんな屁っぴり腰の気持ちで馬連を買ってもそら当たらへんやろな。

馬連を買うって事は「馬連でなくてはならない理由」が欲しいところや。

例えば来そうな馬が2頭おる場合で、両方の単勝を買ったんではオッズの加減で儲け幅を確保でけへんから、その2頭の馬連を買う…なら馬連である必然性があるやろ。

あと3頭とか4頭気になる馬がおって、この中の2頭でワンツー決まるやろけど順番まではわからへんなぁ…ちゅう時なら馬連ボックスである必然性があるわな。

先日の天皇賞(春)みたいにシュヴァルグランが勝つかと思った瞬間に内からレインボーラインが抜け出るような場合にそなえて保険的な使い方をするなら複勝でええやん?

こういうふうに考えてたら、あんまり馬連が生きる場面って思い浮かべへんねんなー。

気になる馬が複数頭いるって時点で馬券勝負向きのレースでは無いと思うねん。

まあわしが競馬は強い馬が強い勝ち方をして、他の馬が手も足も出んのを見て直線で「がーはっはっは!」言うのが好きやからそう思うだけかも知れへんけどな。

例えば今日の大井のダービートライアルとか見てもな、1着になった2番人気のキングオブポップは買えても、2着は8頭立ての7番人気やで?買い目に入れれる?買える?

逆にその7番人気を狙ってたとするやん?人気馬に数点流してたとするやん?来ても人気馬相手なら配当が安いし、それで相手が抜けてみいな、もう心理的ダメージでかすぎるやろ。

さて、今日のわしの勝負は大井競馬7Rの晩春賞やったんやが、1番人気は4番のラスパジャサーダスで、締め切り30分前ぐらいには単勝1倍台やったんや。

最終的には2.9倍やったけどな。

今、大井競馬のネット中継は東海や園田と同じようにパドック解説の音声が流れるようになったんやけど、その解説の人がラスパジャサーダスをバッサリと切ってしもたから、オッズが上がってしまったんちゃうかな。

ほんで、その解説者の人の1番評価が確かクインズカリナン。確かに川崎の900m戦を中心に走ってて短距離は得意そうな馬なんやけど、今回は大井の1000mやろ?900m戦をわざわざ選んでるところを見るとスピードがあっても多分スタミナが無いで。

逆に距離短縮で1200mやとギリギリ最後は持たんから、1000mなら余力充分で終盤を迎えられるような馬の方が向いてると思うねんけどな。まあラスパジャサーダスが3ヶ月ほどの休み明けっちゅうところが確かに嫌われる要素でもあんねん。

そやけどラスパジャサーダスはBクラスでありながら船橋記念に出走させるほどで、それだけ陣営のこの馬のスピードの評価が見えるやろ。

前走はBクラスで5着と平凡なんやけど、1200m戦で先行馬が崩れる中、粘りに粘っての5着で決して内容は悪くなかってんけど、競馬ファンはアホばっかりやからそんな事もう忘れとるか、ハナッから気付いてへんねん。この馬が多分勝つで。

たとえばわしがこのレースで馬連を買おうかとするやん?でも馬連でないとあかんような理由がどうにも見当たらへん。ラスパジャサーダスの単勝買って、休み明けでポカしたら素直に諦める。それでええんちゃうかな?

改めて考えると1つのレースでワンツーを当てるってかなり難しいことやで。

パドック解説の評価はイマイチやったけど、わしは自信満々でラスパジャサーダスの単勝に結構な額を賭けた。

ファンファーレが鳴ってゲートが開き、なんとパドック解説1番手評価のクインズカリナンが出負けしてほぼ最後方からのスタートとなった!1000m戦でこれはもう致命傷やろ!

わしのラスパジャサーダスもスタート自体は早いとまでは言われへんねんけど、その後のダッシュで2番手に収まり、先頭の山崎の赤い勝負服を右前に見ながら無駄脚を使わない。

直線を向いても逃げた山崎の馬がまだまだ粘れそうな気配を見せるが、残り200mからラスパジャサーダスが前走見せたようなしぶとい脚で先頭に立ち、そのまま後続を突き放して2馬身半の完勝劇となった。

パドック評価が低かった事もあって、たった1分のレースで数万円のお金を儲けてしまい、世の中の人たちがGWも終わって嫌々仕事に行っている中、あいも変わらず競馬で楽して金儲けしてしまってすまんのーう。

このお金が元手に加わり、物欲の無いわしはまた馬券を買い、また金が増えてしまうやろう。

追伸

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