強くてもハイペースの先行馬は厳しい!京都新聞杯2020

まいど!馬券生活者ゆうぞうです!

競馬って、どんなに強い馬でもペースが合わないと言う、たったそれだけの理由で負ける事は沢山あって、先行する馬の場合、ハイペースになると終盤でスタミナが残っておらず、人気してるのにバテるって事は良くある話。

今日はわしの失敗談について話そうと思う。わしの成功例を見て真似をするのも役に立つが、わしの失敗例を見て、同じ失敗を回避するのも馬券の役に立つ。

それは土曜の京都新聞杯の事やった…。

出馬表

京都新聞杯

馬番 馬名 オッズ
1 メイショウダジン 64.2
2 アンセッドヴァウ 204.3
3 シルヴェリオ 25.0
4 キッズアガチャー 136.7
5 ホウオウエクレール 90.7
6 ディープボンド 10.7
7 キングオブドラゴン 32.0
8 アドマイヤビルゴ 1.4
9 イロゴトシ 316.5
10 ファルコニア 6.0
11 マンオブスピリット 8.6
12 サペラヴィ 86.4
13 プレシオーソ 19.6

わしはアドマイヤビルゴが勝つ…とまではわからへんが、まあまず3着は外さへんと読んでいたわけや。

競馬新聞の本紙予想は全紙がアドマイヤビルゴ本命。

当然前走より相手は強化されるが、そうは言っても普通に脚溜めて、直線瞬発力を発揮すれば、いくらなんでも馬券に絡まんなんて事は無い。

ただ一点、本来は武が手綱を持っていたんやが、感染拡大予防のために今は土日で別々の競馬場に移動する事が出来ず、G1を捨てるわけには行かへんから、武は東京。

つまり他の騎手が乗る。

誰や?

藤岡か、藤岡なら大丈夫やろ。なんぼなんでもこの馬で3着すら入らんようなら、もう次はロケットにでも乗らんとあかん。

そら慣れた武が乗ってくれた方が万全やが、武が乗ったから前走まで勝てた…というほどでは無いやろし、藤岡だって長年騎手やっとんねんから。

という事でわしはアドマイヤビルゴの複勝に金をぶっこんだ!

カチャカチャッターン!

さーて、あとはレースを待つだけ〜…

…と!その時!

あ!

やべえ!

藤岡は藤岡でも

弟の方か!

あああああ!

またやってもたぁぁぁぁ!

こんな可能性のある馬が弟の方に回って来るわけが無いという勝手な思い込みから、兄貴の方やとばっかり思ってたが、弟の方である!

しもたなぁ…今年に入ってからだけでも、こいつ芝の単勝1番人気飛ばしまくっとるからなぁ…ほんでも、走るんは馬やし、なんぼなんでも3着以内は大丈夫やろ。

レーススタート

各馬ゲートにおさまって…一斉にスタート!

ポンッと無難にゲートを出るアドマイヤビルゴ

ふんふん、まあ大丈夫やろ。

先行争いで何頭かが前に密集して行くが、その一団に加わっている。

2コーナーを過ぎたあたりで馬群はかなりの縦長に…

3 5 7 8 (6 13) (9 10) 1 11 12 (4 2)

上記の数列ではわかりづらいと思うが、1頭1頭の間にはかなりの距離がある。これは先頭の馬のペースが速い時に起こりがちな現象なんや。

あ、あかん…

ペース速い…

のに4番手…

はい、もうレースをこれ以上見る必要はありません。終わりです。負けました。最後絶対に伸びません。みなさんお疲れ様でした。

ふて寝しまーす!

3コーナーを過ぎて4コーナーに差し掛かると、先頭集団のリードはなくなり、馬群がギュッとひとかたまりになって行く…

直線を向くと、なんやかんやでアドマイヤビルゴも良い位置に!

おや?

そうなの?

来るの?

マジ?

のこり200を切ってインの2頭が明らかにバテており、なんとか2番手で踏ん張っている!

おっと!

これは…

そうこうしている内に先頭の馬も怪しくなって来る!

よっしゃ!

これはもろた!

3着は死守した!

えっ!?

えっ!?

えっ!?

えっ!?

えっ!?

えっ!?

えっ?

チュドーン!!

あ、あ、あ、上がり3Fが36秒台ってあんた…。

6番人気ながら逃げたシルヴェリオは10番人気の馬に18馬身差の最下位。いかに無謀なペースだったかを物語っている。

そして、そのペースに翻弄されたのはしょうもない。

やはり有力馬を任された数という経験の差があるんやろな、和田・北村・川田はアドマイヤビルゴの背中を見ながら、内心しめしめと思っていたやろう…。

わしの兄貴と弟を間違えたのも痛い…

レース後のコメントでは…

藤岡康「もう1段ギアが上がらなかった」

そらそういう乗り方してもうたからな!

まあまあまあ、馬が負けたのは騎手のせいやが、馬券が外れたのはわしのせいや。今日はちょっと寝不足もあったかな、つまらぬミスをしてしもたな。

悲劇はまだ続く

JRAも全レース終わってしまい、ふーむ高知か佐賀で取り返したいところやが…と出馬表を見ておると、高知5レースが目に付いた。

高知5R

馬番 馬名 オッズ
1 グラシアスゼロ 71.4
2 レッドゼノビア 5.5
3 トウカイバレット 32.9
4 イナロア 4.6
5 ダイヤモンドビーム 72.6
6 ステファンバローズ 47.5
7 ダイワエクシード 8.5
8 トーセンスプモーニ 85.6
9 ルイカズマ 302.6
10 アンリキャトル 74.9
11 クワッドアーチ 1.5

11クワッドアーチなんか良いんじゃね? タイムも悪く無いし、末脚を活かした競馬をしてくれれば勝てると思うけどな。

なによりC2クラスでの勝利経験もあるわけやし。

やがここでも1つ問題が…、この馬は高知移籍以来、永森騎手が乗っていたんやが、前走から急に岡村に乗り替わっとる。

地方競馬ではリーディング上位から格下の騎手に乗り替わる場合、その馬が調子を落としているケースも少なくない。

うーん…。

やが前走は岡村騎乗で1600mをキッチリ勝ってるからなぁ、心配ないか。

11クワッドアーチの単勝にぶっこんだ!

カチャカチャッターン!

レーススタート

各馬一斉にスタートして、まずは好発決めたイナロアが先頭を伺う!

最初のコーナーでは以下のような隊列に!

4 7 11 8 10 2 5 3 6 1 9

11クワッドアーチ3番手か、ふーむ…

向正面に入って馬群はかなり縦長に!先頭を行く2頭から少し距離を置いた3番手の11クワッドアーチは心なしか若干手応えが鈍そうに見える…

嘘やろ…

3コーナーを過ぎて前2頭との差がなかなか詰まらない…にも関わらず!後続との差は一気に詰まって来て、今にも馬群に飲み込まれて行きそうや!

あぁ…

チュドーン!!

また先行馬総崩れ…まったく同じパターンでの2連敗はメンタルに相当来るものがある…。

永森が乗ってる時には5番手・6番手あたりで脚を溜める競馬をしていたんやから、岡村にもそういう乗り方をして欲しかったんやが…無理な話やったか…。

痛い…

痛い痛い痛い…

あー心が痛い…

今日の反省点

今日の連敗はどちらも展開に泣かされた結果にはなった。馬に対する実力の評価は決して間違っていなかったと思う。

ひとつ、いつもならこういう騎手が変わった場合とか、もう少し警戒して馬券を検討していたように思うが、今日はちょっと警戒心が足らんかったな。

「まあ、ええか」という心のスキを、勝負の神様はよく見ていらっしゃる。

そういう時に天から垂れていた蜘蛛の糸はチョーンと切られるんや。

勝負事は全員が勝ちたいものや。ライバルだって勝とうと思って考えてる。やから全力で勝負に当たらなければならないのに、ここのところ適当に買った馬券や、お試しで買った買い方が上手く行ったもんで天狗になっていた。

勝負を舐めていた。

ジョッキーを兄と弟と間違えてるぐらいやから、どれぐらいボーッとしてたか良くわかる。

アホである。

明日からはもう少し慎重に行く。

そして、必ず勝つ。

追伸

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コメント

  1. ミチサブロウ より:

    ゆうぞうさん、初めまして。
    ミチサブロウと申します。
    今までブログ拝見だけでしたが色々伺いたい事も増えてきたので初コメさせて頂きます。
    よろしくお願いします!

    • 馬券生活者ゆうぞう より:

      ミチサブロウさんどもー!
      読んで頂いてありがとうございやーす!