ココモ式(フィボナッチ数列)で追い上げ投資競馬

あなたはフィボナッチ数をご存知ですか? 自然界でオウムガイの殻の形状だったり、ひまわりの種の並び方だったり、この数と一致すると言う不思議な数字。

それを順番に並べたのがフィボナッチ数列で、そのフィボナッチ数列を賭け金に応用した追い上げ式の投資競馬がココモ式と呼ばれてるよ。(ココモ法と呼ばれる事もある)

1・1・2・3・5・8・13・21・34・55・89・144…

つまり直前の数字2つを足した数字が次に来る数列。

100円・100円・200円・300円…と外れるたびに賭け金を上げていき、一般的には配当3倍以上の目を狙って賭けていくのが知られてるね。

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賭け金と必要なオッズ

しかし、実際には3倍以上のオッズが必ずしも必要なわけでは無い。

回数 賭け金 累積損 必要
オッズ
1 100 100 1.00
2 100 200 2.00
3 200 400 2.00
4 300 700 2.33
5 500 1200 2.40
6 800 2000 2.50
7 1300 3300 2.54
8 2100 5400 2.57
9 3400 8800 2.59
10 5500 14300 2.60
11 8900 23200 2.61
12 14400 37600 2.61
13 23300 60900 2.61
14 37700 98600 2.62
15 61000 159600 2.62
16 98700 258300 2.62
17 159700 418000 2.62
18 258400 676400 2.62
19 418100 1094500 2.62
20 676500 1771000 2.62

大体2.7倍あればOKという感じですね。競馬特有のオッズ変動を考えれば、やはり基本的に狙う買い目のオッズは、ほぼ3倍と考えて良さそう。

狙う目が基本は3倍と言う事もあり、賭け金があまり一気には上昇しません。 1日全レース外れても4万円以下と倍賭けと比べれば大した金額にはならない。

ただ当然狙う配当が3倍ということは、それだけ2倍の倍賭けなどと比べて当たり難く、 結局不的中が長期化して資金がパンクを起こすと言うお決まりのパターンになってしまう。

理論上3倍の馬券が当たる確率

理論上の確率では、3倍の馬券は単勝なら約26.6%(小数点第2位以下は切り捨て)の確率で当たるので、1日12レースあれば3回前後は当たる計算になります。

しかし、実際には沢山当たる日もあれば、殆ど的中が無い日もあります。

詳しくは単勝1番人気の最大連敗数を読んでみてね!

上記の表を見るとわかるけど、20レース目まで外れ続けると損失は177万円とかなり高額になるよね。約26.6%の確率で当たる馬券が20レース連続で外れる確率は0.2%なんだ。

でも0.2%って事は500回に1回は起きる頻度って事なんだよね。

ちなみにJRAの関東主場でのレース数は52週×土日×12R=1248レースだから…1年に1回ぐらいは遭遇してしまう確率になっている。

1248レースの内、当たる確率は2.66%だから331〜332レース。

回数 的中
回数
外れ
回数
行投資
総額
行払戻
総額
1 89 244 33300 26700
2 65 179 24400 19500
3 48 132 36000 28800
4 35 97 39600 31500
5 26 71 48500 39000
6 19 52 56800 45600
7 14 38 67600 54600
8 10 28 79800 63000
9 7 21 95200 71400
10 5 15 110000 82500
11 4 11 133500 106800
12 3 8 158400 129600
13 2 6 186400 139800
14 2 4 226200 226200
15 1 3 244000 183000
16 1 2 296100 296100
17 1 2 479100 479100
18 0 1 258400 0
19 0 1 418100 0
20 0 1 676500 0

追い上げが上手くいかない理由は上記の表を行単位で見ると良くわかる。通常追い上げは1レース目、2レース目、3レース目…と時系列に考えているので一見収支をプラスに出来たように見えるけど、行単位で見るとその正体が見えてくる。

1レース目はすべて100円で賭けるよね、そして当たる確率は26.6%なんだから、1248レースの内、1レース目が333回あって、的中は89回にしかならない。

もちろん実際には多少のブレはあるだろうけどね。それでも333回のうち的中が300回とかにはまずならないよね。

という事は1レース目は333回の均等買い勝負と同じで、33300円投資して戻りは26700円で回収率80%という当たり前の結果になるよね。

で、2レース目も行単位で見ると1248レースの内、244回が2レース目での勝負となり、その内の65レースしか的中にはならないから、やはり2レースも行単位で見ると回収率80%なんだ。

結局どの行も行単位で見れば均等買い、そして回収率は理論値の80%に限りなく近くなる。表を見ればわかるけど、どの行も的中率は26.6%だから、3倍の馬券では行単位は赤字にしかなりっこ無いんだよね。

数をこなせばこなすほど、行単位の的中と不的中の割合は不的中が多くなる。

追い上げは一見収支をプラスにできているように見えるけど、実際は18行目とか19行目とかの成功した時に収支全体へのインパクトが大きく、かつ到達回数が少ないから収束までに時間がかかる行のたまたま運良く的中が多く偏った時の産物に過ぎないわけ。

本当に自転車操業という言葉がぴったりの資金繰りなんだ。

要するに追い上げは賭け金が大きくなったタイミングでたまたま調子良く的中して累積損失が解消された時に、儲かっているように見えるだけか!

賭け金の大きいレースでの的中が損を回収してくれるように見えるけど、その賭け金の大きいレースも数をこなせば理論値に収束しはじめて回収率は悪化するんだ。

連敗を防ぐ方法は無いし、連敗する前に利益をプールしていても最終的に吐き出す金額が大きすぎて耐えられない、賭け金が増えていけば資金不足になるし、仮に無尽蔵に資金があっても、その内自分自信の賭け金のせいでオッズが3倍を維持できなくなってしまうんだ。

詳しくは追い上げ競馬の攻略を読んでみてね!

行単位でマイナス収支になるのは3倍の馬券を26.6%で当てるという理論値通りの予想能力しか無いのが原因なので、4倍の馬券を26.6%の確率で当てる事ができれば、長期的に見れば均等買いでも馬券回収率は106.4%になる。

結局予想能力を上げるって事だな!

ただ、的中率を上げようとすると大体の人は本命のオッズが低いところを狙うだけになったり、多点買いに走って「取って損」になったり、上手くいかない事が多いよね。

だからうまめし.com 競馬必勝法で均等買いで回収率100%越えを目指す方法を学んでほしいね!

追伸

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