メビウスの方程式 サルでもわかる解説。

まいど!馬券生活者ゆうぞうです!

競馬に役立つメビウスの方程式について話していきましょか!

競馬におけるメビウスの方程式ちゅうのはな、例えば馬券で2点買いする時にオッズが3倍と6倍みたいな場合あるやん?

ほんで3倍の方に6000円、6倍の方に3000円て言う買い方をしたら、どっちが来ても払戻金が一緒になるやろ、これをメビウス法て言うねん。メビウスって言う言葉は知らんくても常日頃からやってる人も多いわな。

ほんで、そのメビウス法にふさわしい賭け金を計算するための計算式がメビウスの方程式ちゅう事やね。

そもそもメビウスとは?

そもそもメビウスってなんでんねん?と言うと、昔メビウスちゅう名前のえらい学者のおっさんがおったそうやねん。

ほんで、その人がメビウスの帯・メビウスの輪ちゅうてな、例えば紙テープとかを30cmぐらいに切るやんか、ほんで端と端をくっつけると輪になるわな、その時に紙テープを半回転加えてくっつけるわけや、するとねじられた輪っかになるやろ。

その輪っかの表側を指でなぞってぐるっと輪を一周させると、なんと表側を通っていたのにいつの間にやら裏側になってる!!!ちゅうやつやねん。

考えたら半回転加えてるから、そら裏側に来んねんけど、なんか不思議な輪っかやねんな。ちなみにこのメビウスの帯は帯の中心をハサミで切っていくと、一周切れ終わると輪っかが二つできるやん、それがチェーンみたいにつながってんねん。不思議やなー。

この半回転加えるのと、「倍率の低い方に多く賭け、倍率の高い方に少なく賭ける」様がまるでメビウスの帯の半回転ひねりのように見える事から、こういう賭け方をメビウス法、賭け金の計算式をメビウスの方程式って呼ぶようになったんや。

昨日まではな。今日からは「ゆうぞう式」でええんちゃうかな。なんつって!

実践的計算方法

ほんで難しい計算式書いてもどうせ皆読めへんやろけど、とりあえずメビウス法の計算方法をざっと書いておくわな!

3倍・6倍・12倍の3点買いを想定して書くで!

まずは最初にそれぞれの比率を調べる。一番大きいオッズと、それ以外の買い目のオッズが何倍ほど違うんかを調べるわけや。

12÷3=4
12÷6=2
12÷12=1

4:2:1っていう配分がわかるわけやな。

つまり12倍の買い目に100円賭けたら、6倍の買い目は200円、3倍の買い目には400円を賭ければ、どの買い目が当たっても同じ額の払い戻しを受けられるわけや。

ちなみに余談やけど、4:2:1の数字を全部足すと7、一番大きいオッズをその7で割ると12÷7=約1.7やから、この買い目たちの合成オッズは1.7倍になるとわかる。合成オッズについての詳しい解説は合成オッズの計算方法 簡単な出し方を見てくれ

ただこの方法やとたとえば1つだけ極端に800倍みたいな買い目が含まれてると、3倍の買い目には26700円も賭けなバランスが取れん事になるねん。

267:134:1やからね。

やからそういう場合は2番目に大きいオッズとか、3番目に大きいオッズとかを基準にして、800倍とかのは100円賭けといたらええっちゅうわけ。

2:1:1にすればええやろ。

払い戻しは600円:600円:8万円になる。

大体でええねん

でもこんなんな、きっちり計算しようと思わんでええねん。だってどうせ皆の馬券なんか外ればっかりやねんから、なんぼ考えても一緒やがな。

2点買いの時は大体オッズ見て、何対何かを見たらええねん。小数点以下の数字はもう大体でええねん。ほっといたらええねん。

さっきの3倍と6倍やったら1:2の割合やん。ほんなら2:1の割合で賭け金決めたらええねん。予算が3000円やったら2000円と1000円や。

え?予算が2500円やったらどうするかって?そんなん社会人やったらもう500円足せ!予算が7000円やったら1000円引っ込めたら4千円・2千円でサルでも計算出来るやろ!

ひっこめた千円で飯でも食え!

これが2倍と15倍やったらどうや、これも大体でええねん。15:2(7.5:1)の割合にしたらええねんけど、1500円と200円にしとったらええねん。それやったら儲けが足らんなぁ思たら3000円と400円にしたらええねん。

2頭抜けた馬がおる時はみんな馬連を買うやんか、ほんで馬連と枠連はオッズをチェックしよるわけや。

でも馬単となるとパッと見では馬連とどっちがお得なんか判断つかん奴もぎょうさんおる。そこで役立つのがメビウスちゅうわけやねん。

馬単7-4 2.4倍
馬単4-7 3.2倍

こういう時はな、数字の低い方が1に近くなるまで割ったらええねん。2.4倍やから半分にしたら1.2やろ、まぁもうこれでええねん。ほんだら反対側の3.2倍も半分にすると1.6やんか、1.2:1.6やから、まぁ大体1:1.5ぐらいでええか…と。

締め切り前は忙しい

なんぼ難しい計算式を覚えたって馬券締切り前は忙しい。現場でパッと使えるようでなければ意味があれへん。ほんで、1:1.5やから、オッズの高い方に1500円、オッズの低い方に1000円賭けたらええねん。

そしたら2500円使って3000円チョイ戻ってくんのか、ほんなら馬連の1.3倍とどっこいどっこいやなーてわかるやろ。(厳密に計算すると馬単を買った場合の合成オッズは1.37倍なので締切り前時点では馬単の方が得だが、締切り後に馬連が1.6倍になった事で馬連の方が得だと言う事になる)

まぁ2点買いは簡単やねんけど、点数が増えたらこれがまた難しい。

7−1 53.3
7−2 31.2
7−3 10.0
7−4 2.4

例えば馬単のこんな4点買いやったらどうする?

こう言う時は1万円÷オッズをやってみると言う方法もあるねん。大体でええからね。そしたら7-4は5000円、7-3は1000円、7-2は400円、7-1は200円てなるやん。小数点以下の数値とかもう半分無視やで、細かい事はええねん。

細かい事は賢い人がやったらええねんから。

合計6600円でどれが当たっても最低1万円は戻ってきよるから、利益は大体3400円ぐらいになるねんなとわかるわけや。それでは足らんと言う事であれば賭け金をさらに倍率ドンするとか、半分にしたりすればええねん。

この「1万円割り算の法則」(命名:ゆうぞう)を使った時に、馬券購入金額の合計が1万円を超えてしまう場合がある。これはオッズの低いのを買いすぎてて、どんだけ資金配分を頑張ってもどれが当たってもマイナスにしかならんと言う状態と言う事やから、出来るだけオッズの低い買い目を減らすしか方法は無い。

追伸

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コメント

  1. だーいず より:

    ゆうぞうさん、こんばんは。だーいずです。
    有名なメビウス法ですが、私は基本複勝もしくはワイドの1点買いなのであまりこういう買い方はしませんが、特に地方の場合は締め切り直前でのオッズが目まぐるしく変わるため、大変だと思います。複勝でも直前でコロコロ変わるため、結局締め切りに間に合わなかったなんてことはよくあります。

    • 馬券生活者ゆうぞう より:

      だーいずさんまいど!
      たしかに地方のオッズはコロコロ動くのでJRAと同じようには行かないっすねー!