まいど!馬券生活者ゆうぞうです!
よく単勝1番人気を買い続けて儲かるわけがないって聞くんやけど、でも検証してみた結果意外な事実がわかったので、今日はそこらへんを話していきたいと思う!
統計をとってみると競馬では単勝1番人気が、他の人気の馬と比較すると最も勝率が高い。大体どこの競馬場のどの距離コースでも、どんな条件でも35%前後の確率で単勝1番人気の馬は1着になってる。
つまり、3回に1回は単勝1番人気が勝っているわけで、1日12レース勝負した場合、黙って単勝1番人気を買うだけで、4回は的中するって事。
問題は回収率なんやけど、多くの人が単勝1番人気を買い続けると回収率は大体70%から80%に収束するのでは無いかって言ってるが、それは本当なのか?
実際に自分で確かめてみたんやろうか?誰かが言っていたからとか、どこかでそんな事を読んだからとか、それを鵜呑みにしていたら、実は知っている人だけが単勝1番人気を買って儲けているなんて事があるかも知れへん!
わしが検証した結果、単勝1番人気を買うと回収率は70%から80%程度に落ち着いてしまった。 やはり皆が言っている事は正しかったようやな。
でも、ちょっと面白い発見があってな…
単勝1番人気で8割勝てる
単勝1番人気を買い続けると、確かに収支はマイナスになってしまうけど、単勝1番人気を1レースから順番に一定額で買い続け、利益が出た時点で終りにすると言うルールで買い続けた場合、なんと82.5%の確率でプラスで終了する事ができるんや。
これがビギナーズラックの正体かも知れへんな。
なにも考えなくても、競馬場に初めて行った人が◎印を頼りに単勝を100円づつ買えば、8割以上の確率で勝ち逃げをする事ができる。 でも残りの17.5%の日は少しマイナスか、大幅なマイナスで終る。
その大幅なマイナスが結構きつくてトータルでは勝てない。
でも何かヒントになりそう。
1番人気もオッズによって勝率は違う
JRAの全レースで統計をとってみると、単勝1番人気の勝率は37%前後で、平均配当は210円ぐらい。よく1番人気が37%で勝つなら、配当が3倍以上の時だけ買えば良いんじゃないのって言ってる人がいるけど、そういう時は勝率が下がる。
同じ1番人気でも、2倍と3倍では勝率はちがうねん。
1番人気に性差はあるか?
単勝1番人気でもオッズによっては勝率が違うって事はわかったけど、牡馬と牝馬(オスとメス)で違いがあるのかどうかを調べてみた。中央競馬の過去10年間の1番人気馬の勝率データで、牝馬限定戦は除外しています。
年代 | 牡馬 | 牝馬 |
2017 | 34.5 | 29.6 |
2016 | 34.1 | 30.2 |
2015 | 30.7 | 28.1 |
2014 | 33.1 | 29.8 |
2013 | 32.8 | 31.6 |
2012 | 31.9 | 29.2 |
2011 | 33.9 | 24.8 |
2010 | 32.4 | 29.4 |
2009 | 30.9 | 31.0 |
2008 | 33.4 | 30.8 |
牡馬と牝馬の勝率を1年毎に区切って見てみると、10年間の内9年間で牝馬の1番人気の方が勝率が劣ってる。これは性差がはっきり出ていると言っても良いんちゃう?
唯一逆転があった2009年ってウオッカが5歳で安田記念やジャパンカップを勝った年で、そう考えるとその時期は牝馬の当たり年やったんかもな。
ウオッカが活躍してた頃は「競走馬の性差は殆どない」とか「牝馬が劣るという科学的な根拠はない」とか言われてたんやが、最近牝馬強いよねっていう声をあまり聞かない。
競走馬の性差については牝馬牡馬どっちが速い?ですごく詳しく書かれているので、興味があったら読んでみる事をおすすめするで。
絶対に来る1番人気とかってわかるの?
しばしば競馬では、銀行レースとか鉄板レースって呼ばれる堅い決着になるだろうと多くの人が感じるレースがある。
仮に1.1倍などの安い配当と言えども、絶対に外れないのであれば賭けなければ損だと言うのも確かなので、絶対にハズレないレースについて考察してみたい。
まず、絶対当たる、絶対外れない。 そう言いきれるレースと言うのは、本命馬となる馬が他の馬と比べて圧倒的に能力の差があるやろね。
なぜなら、人間が自分と同じような年齢・体形の人物と100m走をしたなら、どちらが勝つかは様々な条件によって変わって来るけど、例えばナメクジや亀と100m走をしたなら、どう考えても勝つのは人間やん?
つまり、実力差があれば絶対に負けない、絶対当るレースと一応は言える。 でも競馬で走るサラブレッドは非常に体の弱い動物で、競走中に骨折などの故障が発生するケースもある。
この「競走中止」と言う神様の領域がある以上は99%以上鉄板はあっても、100%の鉄板レースは存在しないと言う事になる。
ならば、100%の確率を狙うよりも、50%で2.1倍が的中する方法を模索した方が 長い目で見れば必ず上手く行くと言う事やね。
追伸
「お金のために自分が働くのではなく、自分のためにお金を働かせる」それが馬券生活者。わしと同じ方法で馬券生活者を目指したいなら、詳細はこちら