競馬で稼ぐ人と稼げない人の違い

こんにちは、馬券生活者ゆうぞうです。

今日は競馬で稼ぐ人と稼げない人の違いについて語ろか。最近のわしはレース選びも上手くなってしまって、馬券が全然ハズレない。当たるのが当たり前になっとるから、たまに馬券が外れるとびっくりしてしまうほどや。

勘違いしたらあかんから言うとくけど、予想は外れるで。たとえば昨日のチャンピオンズカップなんかでも、わしはノンコノユメが来るんちゃうかと思ってたわけや、直線で黄色い帽子が突っ込んで来た時には一瞬同枠のサウンドトゥルーとは気付かんかった。

やがわしはレース選びの眼が肥えとるさかい、あんなしょうもないレースは買わん。よって予想は外れたが馬券的にはノーダメージなわけや。

この買う・買わんこそが競馬で稼ぐ人と稼げない人との差のような気がするで。

プロ馬券師であるわしの目から見て、チャンピオンズカップがそない稼ぎ易いレースやとは、どうしても思われへんねん。もちろん、わしと別の視点を持つ人間からしたら、稼ぎやすいレースやったんかも知れへんけどな。

あのメンバーやったらどの馬にもチャンスあったやろ、そういうレースはクジ引きみたいな結果になりやすい事はわしも過去の経験から学んでんねん。

そや、経験といえば、佐賀競馬の最終レースである新燃岳特別の話しよか?オッズはキョウワカイザーと、トランザムスターの実質2頭立てみたいな一騎討ちムード。

上記2頭の馬連は1.4倍で、わしはどっちが勝っても不思議は無いと思うてたんやが、強いて言うならトランザムスターの前走の時計が遅いのがちょっと気になったぐらいか。

それでもぶっちぎりで勝ってるし、まだまだ全力を出し切っているようには見えへんかったから、前走の時計が遅くても、今回の勝負は際どいもんになると思うし、トランザムスターの方が勝つ可能性も充分考えられる。

こういう時に競馬で稼げない人は理詰めに走る。漫画のカイジなんかでも理詰めで特殊なギャンブルを攻略しようとするシーンは多いが、それはそうせんと漫画としてストーリーにならへんからで、実際に競馬で稼ぐ人ってのはこういう時に直感が働く。

理屈で結論を出そうとしたらトランザムスターは佐賀競馬移籍後2戦を消化して上積みも見込めるし、JRA時代に3勝しとるし、ジョッキーもわしが信頼する鮫島父やがな。

一方のキョウワカイザーは休み明けから1戦1戦順調ではあるが、クロフネ産駒でスタートがモタつくところがある馬やから、4番トランザムスターよりも内枠に入ったのも気にかかる。JRA時代も中央での勝利はゼロや。

ほんまに五分と五分と言ってええぐらいの状態やし、ほんなら普通はオッズの高いトランザムスターを買うのが理に適っとるわけや。それやのにわしの場合、長年の経験と勘がそうはさせへんねん。手が勝手にキョウワカイザーの単勝を買いよるねん。

多分何か理由はあるんやろう。わしがそれに気付いてへんとか、説明できへんだけで。

日曜日の佐賀競馬最終レースなら、確か先週でも160万円ほどの売上がある。それを基準にしてオッズに悪影響を及ぼさないレベルでキョウワカイザーの単勝を買い込んだ。

ゲートが開いてキョウワカイザーは、わしが思ってたよりはスムーズにゲートを出た。むしろ最初はトランザムスターの方が行き脚がつかんかったぐらいやってんけど、結局外枠の馬が前に殺到して来て2頭とも控えざるを得ん展開となった!

1周目ゴール板前での馬群はこんな感じ。

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馬群の隊列はこのまま向正面に入り、キョウワカイザーはじわじわと前との差を詰めに…かからない!!!馬群に閉じ込められ、2頭とも前を行く馬の後ろでじっとしとる。

1400mやし、ここで動かれへんのは痛い!

おい、もう3コーナーやぞ、もう動かんとやばいで!砂の深い内でも何でもええから動かんかい!何でもええねん!動けぇぇぇぇい!!!

わしの声が佐賀県鳥栖市まで届いたのか、キョウワカイザーは4コーナーあたりから一気に馬群を縫って加速してグングンとポジションを上げて来るが…

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オイコラ!何でもええとは言うたけど、そんなに大外ぶん回せとは言うてへんやろが!そんなんで前に届くわけ無いやろ!貴様!何を考えとんねん!!!

キョウワカイザーが逆コーナーワークで大ロスぶっこいてる間に、逃げたダイワアズールはスタコラサッサとゴールに近付いて行く!と、止まれぇぇぇぇい南谷!止まったら1000円わけたるから止まれぇぇぇぇい!

止まらーーーーん!

届かーーーーん!

…と思った残り100m、そこからキョウワカイザーが一気の鬼脚で砂煙をあげて猛追してくる!ゴールまで50m、40m、30m…が、まだっまだ届かない!

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!

saga20161205-3

届くんのかーーーーい!

何やあのラスト30mのスピードは、まさにケタ違いやったな。

とまあひと悶着あったものの、このようにわしレベルの馬券師となると、どういうわけか正解の方の馬を引き当ててしまう。当たらないレースはセンサーが働いて馬券を買わんようになっとる。この違いが稼ぐ人と稼げない人との違いやねん。

ただ、ありがたい事にこのセンサーは生まれ持ってのシックスセンスとかそういう事では無い。ただただ毎日毎日競馬漬けになっていたがために備わった反復の賜物や。

やから、これを読んでるチミも鍛えれば、備わる可能性はある。

競馬で稼ぎたいなら、まず今の自分よりレベルアップせんとな!

追伸

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コメント

  1. あなぐら より:

    競馬で稼ぐにはレース選択ってとても重要ですよね。

    自分も最近収支が安定してきたのですが、何といっても自分が当てられるレースを選べるようになったのが大きいと思います

    人によって当てられるレースが違うってのも不思議ですし面白いですよね~

    自分は短距離が全然当たらないのですが、友人に短距離をスパスパ当てるやつがいます。

    目の付けどころとか予想の組み立て方とか、言葉では説明しにくい部分の発想力が違うってことなんですかねー

    競馬予想にも確実に馬同様に適性がありますよね。距離だとか芝かダートか季節とか、得意条件を見つけないと勝てる能力があっても勝てないですね。

    これからもブログ楽しみにしてます!

    • 馬券生活者ゆうぞう より:

      >あなぐらさん

      コメントありがとうございます!
      >目の付けどころとか予想の組み立て方とか、
      >言葉では説明しにくい部分の発想力が違うってこと

      ほんと、そうなんですよねー!

  2. アイザック より:

    なるほど……なんだか、自分が何故に悔しい思いばかりしていたのか、答えの一辺を垣間見たような気分です。完璧に読み切ることばかりに気をとられているから三頭買えば一頭しか来ない、絞って一頭軸にしたり単・複にすれば来ない、かといって四、五頭買えば総抜け……というやりきれない思いを終日抱えたまま帰宅する羽目になるわけですね。そして精度が足りないんだと自分を叱咤して、また完璧に読み切ろうとして(以下無限ループ)

    実際問題、アタシの予想だと11~12レース中1回から2回しか当たる精度しか無いですし……待てよ、ということは下手なアタシの逆の買い目に張れば、9~10回は当たるし勝てるということか!(という問題なのかどうか)

    • アイザック より:

      1~2回当たる程度……と申しましたが、当たってやっと少し黒字になるか、当たったところでトータル赤字という日を合わせて半分、あとの半分は全レース不的中、あとは2ヶ月か3ヶ月に一度、予想の噛み合いがいい日が来るか来ないかの腕前です。極端なマイナスにならないようにはなりましたが、今は競馬が苦しいし、負けたまんまでも悔しくて……といった具合です。

    • 馬券生活者ゆうぞう より:

      全部のレースを当てようとしても、難しいっすよね!

  3. すみごんた より:

    そう、「外れそうな時は買わない」…ココロに沁みます。
    阪神開幕日、競馬場に着いたら福永騎手が落馬の報! 下位条件戦2レースはすんなり取り、な~んか嫌な予感がし始めた頃、、福永川田以外有力騎手が中京中山行きの中の落馬乗り替わり・レースのバランスが変わり、馬質差も小さくなる頃合い、嫌な予感、なのになのにそのままマークシート~

    案の定、レースは積極的に動き大はずれ(泣き笑い)
    開幕日で少額賭けだったのが救いでしたが、徹夜明けのダメセンサー頼みではいけませんね~

  4. のりぴょん より:

    ゆうぞうの兄貴…
    本出したらええのに。