まいど!馬券生活者ゆうぞうです!
馬券収支がマイナスの人であっても課税される。いくつかモデルケースを想定して計算してみたので、自分がどのケースに近いかを見て、課税対象になりそうだなと思ったら最寄りの税務署に申告するんやぞ!
少額だが参加レースがとても多い場合
まずは馬券購入者のかなりの割合を占めるであろう、年金を貰って生活している人が、平日は地方競馬、土日は中央競馬をだいたい1日20レースほど買って、大体1レースあたり馬連5点購入したらどうなるか?をシミュレーションしてみた。
馬券では70万円のマイナスやが、見事課税対象額が200万円を越え、支払う税金額は数十万円にのぼる結果となった。
多点買いで参加レースも多めの場合
馬券を買うのは土日の中央だけ、でも東西のほぼ全レース購入してて、三連単96点買いで万馬券を狙う人はどうやろか?
なんと、馬券で年間400万円の損害が出ているのにも関わらず、課税対象額が2千万円近い結果になっとる!支払う税金の金額は馬券以外の年収によってパーセンテージが違うが、間違いなく数百万円単位の税額になる。
少額で複勝を買う人
馬券を買うのは土日の中央競馬だけ、ほぼ1番人気の複勝ばっかり買い、しかも金額は100円しか使いません。という人ではどうやろか?
はい、そういう人は全然セーフやね。税金の心配をする事はまったくない。今後も堂々と競馬を楽しんどくんなはれ。
参加数が増えると…
ほな同じ買い方でも、平日も土日も毎日365日競馬やってる場合はどうなるか?
この場合も馬券の税金を気にする事はまったく無いね。1日あたり20レースで計算してるけど、1日40レースやっても大丈夫なぐらい余裕やね。
金額は大きいが参加数が少ない人
もっとライトな競馬ファンではどうか?普段は馬券は買わないけど、有馬記念だけは馬券を買うよ!という人も多いやろ。有馬記念で好きな馬に複勝10万買うだけで、他に馬券は一切買わない人。
10万円突っ込んで20万円になって戻ってきたとしたら10万円の儲けやが、利益が発生していてもこれぐらいでは課税の対象にはならへん。
課税ルールがおかしい
特筆すべきところは、今回先程まで紹介した例では、馬券の収支がマイナスであるにも関わらず税金が発生するのに、有馬記念しか買わない人は儲かっているのに税金が発生しないという点やわな。
馬券ってのは払い戻しの際に国庫納付金という国の取り分を差し引かれてるので、馬券を沢山買っている人はそれだけ国庫納付金に貢献してるんやが、今のルールでは滅多に国庫納付金に貢献しない人の方が税金で有利になるんや。
うーん、やっぱり現行の課税ルールって何か変ちゃう?
三連単多点買いで穴狙いしてて、土日は競馬場に皆勤賞でーす!という人はほぼ漏れ無く課税対象やろな。1レースあたり3千円で、1週間に10レースしか参加しない人でも70万円ぐらいの課税対象額になるからな。
現状はやっぱりレースを絞り、買い目を絞るのが適法な課税回避策やろな。でも、皆がそれをすると国庫納付金大幅減になると思うんやけどね…。
追伸
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