まいど!馬券生活者ゆうぞうです!
笠松競馬の渡邊竜也騎手は、弱冠18歳ながら笠松リーディング6位と騎手歴20年クラスのベテランと肩を並べとる将来有望な騎手や。
まあまだ減量期間中やから斤量が他のジョッキーと比べて軽く設定されるというのもあるやろが、それを考慮しても落ち着いたええ騎乗をしているようにわしは思うねん。
そしてユニークなところも気に入った。
『そこの自転車止まってくれる?』
と声をかけられたのは一台のパトカー
『どこ行くの?』と。
僕『笠松競馬場へ』
『この時間にやってないでしょ』
もちろん競馬はやってません。
『仕事です』
『ちょっと保険証見せてくれる?』
『あ、はい』という会話で始まった今日です。
おはようございます🌞— 渡邊 竜也 (@vtatsuya0308) 2018年8月30日
そんな渡邉騎手の好騎乗なレースがあるので紹介するわな。
先日の笠松競馬7R
渡邉騎手は8番シンウチに騎乗しとったんやが、この馬は園田競馬からの移籍初戦で、園田競馬のB級にいた馬やから、笠松のB級なら勝ち負けできる可能性は高い。
距離は1600mやが行けると判断して単勝中盛で馬券購入。
馬券購入時の単勝オッズは1.8倍ぐらいやったんやが、締め切り間際に7番ミスターライジンに多く票が入って結果的に8番◎シンウチは2.4倍まで倍率アップ!
レーススタート
各馬ゲートにおさまって、一斉にスタート!
8番◎シンウチは大きく出遅れたわけではないが、ほんの少しだけ他の馬に先手を取られてしまい、やがダッシュの良さでそれを挽回するという初動になった。
6番レッドレイジングが内からゴリゴリ動いて先頭に立つと、8番◎シンウチの渡邉騎手は手綱をキュッと絞って一旦馬を落ち着かせる。
1回めのホームストレッチでの隊列はこんな感じ。
← (6 9) 7 8 3 4 1 2 5
1コーナーにさしかかるとここで7番ミスターライジンが動いて先頭を伺い、さらに2コーナー向正面とペースが上がり続けて大逃げを打つ形になる!
この7番ミスターライジンは大体序盤の出は遅いが向正面から仕掛けて3コーナーで早め先頭というパターンが多いねんけど、過去の戦績を見ると、それが功を奏するのは自分が1番人気とかの時だけやねんなー。
こりゃ多分ゴールまで息はもたんぞ。
こういう時に経験の浅い騎手やと下手に動いてしまって一緒に潰れてしまったりする事もあんねんけど、渡邉騎手を見ると実に落ち着いて自分の馬のマイペースを保っとる。
はい、もろた。
このレース勝ったで。
騎乗フォームのバランスもええし、落ち着いてるし、18歳の騎乗には見えん。
船橋競馬でデビューできそうなチャンスもあったようやが、ご存知のように南関東は激戦区で騎乗数を確保するのが難しいと聞き、笠松で多くの騎乗を経験したいと考えたそうやが、デビューした昨年の騎乗数は553鞍。
今年南関東でデビューした北野騎手が62鞍で吉井騎手が268鞍(元南関ジョッキー吉井竜一の息子)であるところを見ても、やはり笠松で経験値を稼ぐという判断は正解やったんちゃうかな。
収入面はどうか知らんけど、今は昔と違って例えば笠松で上手くなれば当然名古屋での騎乗依頼も自然と増えるやろし、東海トップクラスになれば(リーディング順位だけで言えばもうなってるが…)他地区の重賞に乗りに行けるし、吉原や岡部みたいに南関東でも声がかかる。
数は多くは無いかも知れんがJRAで騎乗するチャンスも昔よりは恵まれているし、この若い頃の苦労が先々実を結ぶとええなと思っとる。
とか何とか言うてる内にレースは4コーナーにさしかかる!
まだ7番ミスターライジンが先頭ではあるものの、明らかに脚色は鈍っており8枠2頭が一気に遅いかかる!直線向いも7番ミスターライジンはなかなかしぶとく粘り込むが、それに9番ヤマニンミモレットがじわりじわりと並びかける!
その並びかける横を大外から8番◎シンウチが一瞬にして交わし去るまさに一閃!
終わってみればこの着差!
この馬のこの騎乗で2.4倍は美味しかった!以前わしが金沢の中島騎手を上手いと書いた事があるが、そんな彼は現在リーディング3位。わしの目に狂いは無いねん!
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追伸
秋頃にバコバコ特大の万馬券当ててたんやけど、その万馬券の考え方とかコツみたいなものを、自分が忘れる前に言語化しておきたくて、noteに書き残してるねん。ゆうぞう式・超万馬券術を公開!で読めるから、興味ある人は読んでみて!